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流されて過ごしてしまいがちな日常をちょっぴり振り返ることも必要かな。四人の子ども達と共に進んだりあと戻りしたり・・。元気に楽しく生きるすべを探し続けています。


by tnonkimama
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マラソン大会

授業参観とマラソン大会。二日続けて小学校へ行きました。

「12月」というだけで、焦る気持ちが・・・。既に2つの「忘年会」を終えました。まだまだ今年は忘れきっていませんので、まだまだ「忘年会」に参加しなきゃ。です。

マラソン大会で感じたことを。




双子の娘たちは陸上部に所属しています。「走る」ことは「得意」というより、「好き」です。「好き」って重要ですよね。「走る」のが楽しいらしいのです。よって、マラソン大会も「楽しみ」のひとつ。順位のことで相当なプレッシャーはあった様ですが、それぞれに「満足の走り」ができたようです。

で・・・。問題はゆっちゃん。
「お父さんとお母さんの子どもなのになぜ???」
勉強より運動!の両親から生まれたはずなのに・・。
運動嫌いのゆっちゃん。
今回の「マラソン大会」は「憂鬱」以外のなにものでもない様子。
この日に向けて「どうやって休もうか」と考えている様子がアリアリでした。→と私は感じました。
まず「足」や「腰」が痛くなり・・・。
「風邪ひいたかも~~?」と訴えはじめ・・。
前日には泣きそうな顔で「頭が痛い・・・。」
ゆっちゃんを疑うつもりはありませんが、本当に体調は悪いようでしたが・・。それは、精神的なものが先行した「体調不良」であることは母のは分かっていました。
前夜、風邪薬を飲ませ早めにふとんに入るように促しました。

当日の朝。
「熱ない?」と悲壮な表情でおでこをだすゆっちゃん。
「おでこ」と「おでこ」をくっつけます。残念ながら熱はありません。
「ないない!!」と冷たくおでこをたたく母。今にも泣き出しそうなゆっちゃん。

私は抱きしめてもう一度話しました。

大丈夫。誰も「一生懸命」やっているお友達を笑う人なんていないよ。早くなくてもいいから、ドゴ(最後)でもいいから、自分の精一杯で走って。人は「得意」「不得意」があるんだからさ。「不得意」なことにも挑戦しないとさ、人間は強くなれないし。ゆっちゃんだって、得意なこともあるんだから。「最後まで走ることが大切なことだよ。」

母は精一杯の気持ちを伝えました。
「いってきます。」ゆっちゃんは暗い表情で出かけて行きました。
前日から何度きいても何時からマラソンが始まるかは教えてくれませんでした。
でも 母はママ友に電話で始まる時間を聞いて、応援に行きました。
ゆっちゃんの「最後まで走る姿」を見届けないとね。

本当は不安でした。
「体調が悪い」などと言って休んだりしないだろうか・・・?
とにかく「不得意なことから逃げる」ことだけはして欲しくなかったのです。

ちゃんと体操服に着替えているゆっちゃんを見た時にはホッとしました。
それだけで、「よくがんばった!」って抱きしめたくなりました。
→親ばか!!

スタート前のゆっちゃんは笑っていました。お友達とふざけあったりしていました。お友達に自分の心の内を悟られたくないかの様に見えました。

ゆっちゃんは ちゃんとゴールをきりました。・・・・・ドゴジリで。(一番最後)

お友達はみんな最後まで応援してくれていました。
ゆっちゃんも最後までちゃんと頑張って走っていました。
母は応援に行って良かったな~と思いました。

ホントにちっぽけなことなんですけれど・・・。
今日のマラソン大会は母にとって感じるものが相当に大きかったです。
「イヤ」なことを「乗り越えられた」ゆっちゃんに「えらい!!」って大声で叫びたい気分です。(笑)

帰宅したゆっちゃんは
「良く頑張ったね。」の母の言葉に
微笑みながら、
「これでマラソンから開放されるよ。」とだけいいました。
母には満足の言葉に聞こえました。

ちなみに くっちゃんとなっちゃんは学年女子で1番と4番という成績でした。
これももちろん褒めたたえましたが、
それでもゆっちゃんのことが嬉しかった母・・・。
こんなもんですかね~。(笑)
by tnonkimama | 2006-12-07 01:50 | 家族